「真昼なのに昏い部屋」 – Takaのてくてく

「真昼なのに昏い部屋」 – Takaのてくてく

「真昼なのに昏い部屋」 – Takaのてくてく

数週間前に読み終わったのだけど、
ずっと抜けきれなくって
考えてしまう
 
ほんわかと家事のモチベーションを上げてくれて
恋愛のドキドキがすごーくリアルに表現されているので
読んでいるだけで恋をしたような気分になれて
だけど、最後はホラー映画よりも怖くって。
 
解説も何度も何度も読んだんだけれど
未熟な私にはすっと理解できなくって
でも理解したくって
 
これって今の時代にドンピシャなのではないかと思う
多様性
結婚のありかた
今から10年前にこれを描いた江國香織さん。
そして今現在必死に理解しようとしている私。
まだまだ多様性の時代に私の心が追い付いていっていないことを痛感します。
 
そんな感じの小説です。
 
ここからは
語彙力乏しいので要約とかも省いて
ただの私の感想です。
そしてがっつりネタバレです↓
 
結局さ、
綺麗に解釈すると→不倫がきっかけではあったけれども、鳥かごの中にいた主人公は外の世界の美しさを知ることができて、自分らしさを取り戻したっていう解釈で良いのかな、自信はないけれども。
 
悪く解釈すると→従順でまじめな主婦が、外国人にそそのかされて不倫に走ってしまった。恋におちてしまってそのまま離婚に突っ走ってはいるけれど、不倫相手にはもう誰のものでもない主人公に魅力を感じなくなってしまったっていうパターンかな。
 
でもこれってさ、
 
今までの時代だと、
まじめな主婦=良いこと
不倫なんてもってのほか、自由になんかならなくて良い
 
今の時代だと、
自分らしさを取り戻して、自分の足で生きれるようになった=真理をみつけた
不倫がきっかけではあったかもしれないけれど、主人公にとってみれば自分らしさを取り戻して自由に自分の足で生きていけるようになったことは良いことだ
 
みたいな解釈っていうか。
これは読み手がどう解釈するかっていうことなのかな。
うーむ、理解したい。
そんな今日この頃です。

続きを見る

美容カテゴリの最新記事