ドラマ「この世の果て」の感想。ネタバレあり。 – エンタメは心の洗濯、そして栄養。

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ドラマ「この世の果て」の感想。ネタバレあり。 – エンタメは心の洗濯、そして栄養。

すっごく懐かしいドラマを観たので、備忘録がわりに感想をまとめておきます。
 
鈴木保奈美さんと三上博史さん主演の1994年に放送されたドラマです。かなり昔のドラマなので内容は記憶が曖昧だけど、ドラマはインパクトがあったので存在はしっかり覚えてました。オープニングの砂漠のような絵と尾崎豊さんが歌うOh My Little Girlの主題歌もすごく印象に残っていましたが、ドラマ全体はすごーく暗かったのを覚えてます。
 

 
 
 
 
ドラマ「この世の果て」のあらすじ
鈴木保奈美さんが演じる砂田まりあは、昼は郵便局の窓口で、夜はピアノの置いてあるクラブのホステスとして、目の不自由な妹・なな(桜井幸子)のために働いている。
ある日のクラブ勤務の帰り道、まりあは、ひき逃げ事故を目撃し、ひき逃げされた男、高村士郎(三上博史)と共にまりあも救急車に乗せられて病院へ行く…
記憶を失い行き場のない士郎を家に連れて帰り、不思議な同居生活をスタートする2人。
 
また妹のななは、偶然通りかかったコンビニのからコンビニ強盗が飛び出してきて、ぶつかってしまうが…。顔を見られたと勘違いしている犯人から狙われることになる。
 
 
ドラマ「この世の果て」の感想
 
とにかく一言でいうと、昭和のドラマですねー!
あの当時大人気だった鈴木保奈美さんと三上博史さんがダブル主演(エンディングのテロップでも、2人の名前が一緒に出てくるからこれはダブル主演って認識で良いのかな?)してるのもすごいけど、昔よくあった演技が下手でも人気がある人が主役として出てるドラマではなくこのドラマは演技も本気度がすごかったです。
 
 
 
ルミ役の横山めぐみさん、めちゃくちゃハマり役というか、ああいう意地悪な人いましたよね!今の時代にビックリするくらい底意地の悪い女性ですが、私が社会人になったばかりの頃は先輩社員であんな感じの悪知恵が働く人ってどこの会社にも1人はいたイメージです(笑)
 
そしてキャストが豪華!
鈴木保奈美さんは突っ張った役なのにすごく可愛いし、三上博史さんは言わずもがなかっこいいし、豊川悦司さんもまたかっこいいですよね。そして清楚系美人、桜井幸子さんも出てましたね。今となっては懐かしい女優さんですが、引退されてしまったみたいですね💦
 
この世の果てを観る | Prime Video
 
あの頃はこのドラマの深さを理解できていなかったのですが、40代になってみてみると本当に沁みます…。
「この世の果て」。
それは落ちるところまで落ちるということなのか、果てしなく続く苦行なのか…好きすぎて、好きだけじゃ上手くいかない2人が最後にどこに行き着くのか…
 
終始、士郎が回想するような語りが入ることから、なんとなく最後まで生き残るのは士郎だと思ってはいたけれど…
 
最後のシーンは衝撃的でしたが、オープニングの砂漠のような絵が最終回の画廊で出てきたり、最後にちゃんと伏線が回収されている。
あの頃にしては派手さはないけれど、すごく意欲的な作品だなぁと思います。
 
豊川悦司さんが最後までいい男、そして士郎がどこまでもダメな男を最後まで貫き通してて、ドラマの世界というか、嘘っぽさがなくより現実的な世界観が強かったのも良かったです。
 
久しぶりにクオリティの高いドラマでした!
 
 
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