【痴漢は犯罪です】今までにあった痴漢被害をお話しします。 – あざとく可愛く生きていく。
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こんにちは。
”あざとく可愛く生きていく。”へようこそ♡
株式会社あざとかわいい
代表取締役のamiです☺︎
（そんなものはございません。笑）
急ではありますが、今日は少しヘビーなお話し。
数日前電車に乗っていると、隣の男性がsafariの検索欄に
「連絡先交換してくれませんか？」と打った画面を見せられ、
「結婚してるんで…」と、お断りしました。
すごく勇気がいっただろうな…。
すごいナンパの仕方だな…。
電車の中ではそんなことを考えながらポーッとしていたのですが、
電車を降りて歩いているときに、ふと今まであった痴漢被害のことが頭によぎったので
今回は「今まであった痴漢被害について」24歳の女性の体験談を見ていってください。
泉の広場で連れ去られそうになる
電車であてられる
夜道で「お尻触らせてください」
階段に急に現れた変態
女の子の日に電車で
経験を通して娘に伝えること
さいごに
泉の広場で連れ去られそうになる
大阪梅田、地下の泉の広場。
当時の私は中学2年生。
ここで初めて痴漢され、おじさんに連れ去られそうになります。
この時は知らなかったけど、泉の広場って”そういう場所”だったんだって。
私は彼とデートの待ち合わせで来ていたので、何も知らずポーッと突っ立っていました。
しばらくすると、スーツ姿のおじさんが私の周りをうろうろ（行き来？）し始めて
どこかにいったと思ったら、後ろからお尻をさわさわ〜っとされ
一気に鳥肌が立ったのは今でも覚えています。
「お姉ちゃんいくら？」と聞かれて、その意味がわからなくて固まっていると
「とりあえずゆっくり話せる場所いこか」と手を引っ張られた時、
いいタイミングで彼登場。
「警察呼びますよ」と彼が言って、おじさんは去っていきました。
これが人生初となる痴漢で、初めて無知の恐ろしさを感じた瞬間でした。
電車であてられる
最近多いらしいのですが、私がこの被害に遭ったのは中学3年生の時。
高校生の彼が働くバイト先にちょこっと顔を出しに行こうと思って
乗った電車は帰宅ラッシュ。
ぎゅうぎゅうに詰められながら目的地へと向かうのですが、
何かお尻らへんに違和感…。
電車が大きく揺れているわけじゃないのに、”何かがあたってる”
というか、”故意的にあてられてる”のがわかりました。
最初は「鞄か何かがあたってるのかな？気持ち悪いな」くらいだったのですが
それが何かはすぐわかりました。
男性が私の手を掴んできたから。
全身から湧き上がる危険信号。
脳が「逃げろ！！」って言ってる気がして、
次の駅で人を押し除けるように電車から降りました。
今思ったらこれも危険で、もしその人も降りてこられたら
人のいないホームに2人きりになっていた。
夜道で「お尻触らせてください」
これは高校生になってすぐのお話。
中学生から高校生になって、バイトもはじめて
お家の最寄駅に着くのは22時くらいでした。
その日は雨。
駅からお家に向かって歩いている最中、
雨の音に紛れる背後からの足音に気がつかなくて
耳元で急に「お尻触らせてください」と言われ、
なんなら言い終わる前に触っていました。
中学生の頃の私なら何も言わず何もせず、そのまま帰っていただろうけど
この時の私は違う。
「ふざけんなアホ！！お金払えー！！」
その日は北新地のコンビニでレジ打ちをしていたのですが、
袋詰めにうるさいお客さんに当たってしまってクレーム三昧。
お客さんからのクレームが終わったと思ったら、店長からお説教。
私は昔から「文句言うなら自分でやれ」精神なので
「店長はタバコ補充しながら私のことに気付いてても無視したのに、
それって悪くないんですか？」
と、屁理屈垂らしてその場退職してきたばかりだったんです。
私の頭には「私が頑張って働いてお金もらってるのに、
あの人はお金払わずJKのお尻を触った」と言うことが瞬時に出てきて
そう叫んだんだと思います。
結果、少し追いかけると大通りに出てくれて
泥棒だと思われたその男性は、ちょうど交番の前を通った時に逮捕。
私が傘振り回しながら「お金払え」って叫んでたから
何事かと思ったらしい…。
経緯を説明して、私は先に帰された。
男性は交番から警察署に連れて行かれました。
ここから”痴漢”に対して強気になる私が完成した。
階段に急に現れた変態
私の実家はマンション。
いつも階段を利用していた私は、いつも通り階段でお家に向かう。
そしたら踊り場のところに下半身丸出しの男性。
夜、マンションの階段、待ち伏せ、何も履いていない男性…。
「やばい！！」ということは瞬時に判断できたけど、
驚きのあまり体は動かなくて、声も出せなくて、その男性は動かなくて。
ゆっくり後ずさって階段を降りるけど、追ってはこない。
なんとか一階まで降りて、隣のマンションに避難。
パパに即電話「なんか階段にスッポンポンのおじさんおる！！」
パパ出動。その足音に気がついてなのか、下半身裸おじさん撤収。
いつ思い出しても”ただ見て欲しい人”で助かった。
襲われたらどうしようもなかったし、
人は驚くと咄嗟に動けなくなることも身に沁みてわかった。
そして前回から学んだ「人に助けを求める」という行動で助かった。
女の子の日に電車で
高校3年生の冬。
ほとんど学校に行かなくても良くなる時期。
残りのJKライフを楽しもうと学校に行く電車の中で、
お尻をガシッと掴まれたと思ったら、撫で始める手。
私はその日、女の子の日でいつもとは違う。
すぐに割と大きな声で「イライラするわ〜」と独り言っぽく言うと
スッと引っ込む手。
携帯を触り始めると、またお尻に伸びる手。
なんとさっきとは違う人。
イライラが抑えきれなかった子どもな私は、
「だからイライラしてるって言ってるやろ！？触らんといて！！」と一喝。
辺り、ざわざわ。
最後尾車両だったので、車掌さんもあわあわ。
高校3年生、痴漢され歴4年でようやく「この人とこの人、痴漢です」と言えた。
その日は遅刻ギリギリの電車だったけど、駅長室で話をするために下車。
結果遅刻。
彼らはたらたら言い訳や無実を訴えていましたが、
警察の方に連れ去られ、私は学校へ。
経験を通して娘に伝えること
痴漢経験で言ったら、大阪トップ10を争えるんじゃないかってくらい
とにかく中学生から大学生の間は痴漢されていました。
そう言うリストがあったなら、多分私はそこに載っているってくらい。
学生時代はそんなこと思っていなくて「JKやし痴漢されるの当たり前か〜」
なんて思っていたけど、大人になって周りの話を聞くと
”異常事態だった”ことに驚きました。
そんな私から娘に伝えることは、たとえ彼氏であっても
”無許可で身体に触れられたら言いなさい。それは犯罪です”と言うこと。
私は無知なばかりに自分を大切にできなかったから、
（痴漢はみんながされるから周りに言うことでもないと思っていた）
娘にはそんな目には遭ってほしくない。
そして、”おとなしそうな見た目”は狙われる。
高校生時代から美容に目覚めて、ファッションにも気を使うようになって
”ちょっと色気付いた何も言わなそうな子”は奴らのターゲットになりやすい。
”痴漢は犯罪”なこと、”被害に遭ったら言う”こと、”周りの大人に助けを求める”こと
私の失敗から、みんなにも、みんなの娘さんにも伝えてあげて欲しいと思い
具体的にいろいろ書いてみました。
（一部フィクションあり）
今でも、駅長室に同行した男性2人と、傘を振り回して追いかけた男性は
”いつか会うかもしれない”とか”何かされるかもしれない”と思うこともある。
でも、物買ったらお金払ってもらうのと一緒で
悪いことしたら罪を償ってもらうのは権利だから。
あの頃よりも、今の方が変な人は多いから
もしもの時の対策は、大きくなった娘にお話しないといけないと思っています。
さいごに
世の中にはいろんな人がいる。
いい人がいれば、悪い人もいる。
男女平等って言ったって、力では男性に負ける。
こういうトラブルは、人以上に経験してきたと思うけど
いつも思うのは「不二子ちゃんと蘭姉ちゃんは最強」ということ。
自分の身を守れるのは自分だけ。
もし、この記事を読んだあなたが痴漢されたとき、変質者に遭遇した時は
逃げて、周りを巻き込んで。
そして、電話をしながら、イヤフォンをつけたまま歩かないで。
長くなりましたが、あなた自身、あなたの周りの方の参考になれば嬉しいです。