急に休みになった土日にウォーハンマーのミニチュアを塗る – Re:11colors

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急に休みになった土日にウォーハンマーのミニチュアを塗る – Re:11colors

 
土日の予定がなくなってしまったのでミニチュアを塗っていた。適度に頭と手を使うし、出来上がると自分が作ったものではないような、ちんまりとした塊が出来上がるのが愛おしい。まるで、草木でも買って帰って来るような満足感と並べすぎ感のある空間は完成品を次々と並べているとあっという間に出来上がる。
 

 
最近はもっぱらウォーハンマーのミニチュアを塗っている。値段はするが、そういう価格帯のものだと思えばどうでもない。バリッとした質感の樹脂の塊を組み立てるのに数十分、塗装は数時間。驚きのパーツ分割と造形を味わえるという点はプラモデルという観点からの解釈においてはまさにそうであり、ロボットや車、飛行機や戦車とは一線を画す。ただ、ほとんどのものがそうなので、それ以外に話すことがプラモデルとしては無いというのも確かだ。
 

 
ただ、最近気付いたことがある。それはベースと呼ばれる台座の存在だ。出来上がったミニチュアはベースに貼り付けてゲームで使う。このベースがデザインに大きな影響を及ぼしているのだ。ベースの中に収まるような(はみ出るとしても許容範囲内)デザインを行うというのは決められたサイズの鉢植えに何を植えようかという考えと等しく思える。鉢植えにパンパンに草木を植えてもいいし、細く伸びる枝ものを植えてもいいだろう。ベースという空間をどう使うのかがウォーハンマーのデザインの面白さだ。
 
それとは別に塗ることを考えられたデザインというのも面白い。塗るとかっこよく見える!というのは造形がそれ向けだからだ。細かな部分も塗りやすくできていているので、塗ればかっこいいし、塗らなくても塗りやすい造形が故のメリハリのついたスタイルは慣れればすんなり受け入れられる。人型のキャラクターの頭身が低いのがどうにも苦手だなと一時期は思っていたが、これは頭身が低いのではなく、頭が大きいのだ。どちらにしても形は同じだが、意味は違う。頭がデカイと人間の目が存在をキャッチしやすいのだ。
 

 
この土日は2体塗装した。それと木曜日に完成したものもあるので一週間に3体も塗装したことになる。塗っていてつくづく思うのだが、作りやすい・塗りやすいとしたら、どの色に塗るのかという大きめな責任は作る側にある。当然、見本通りに塗ることは可能なのでそれが基本だ。あとは部屋に置くならどうするとか、見本を見て自分はどうするのかとかそういう話で、好きな色で塗ってミスると「マジで配色のセンスがない……」と思う。ただ、自分の中のセオリーが見つかって来るとそれはそれでだいぶ楽しい。わりと補色を使いがちではある。あと、暖色系で仕上げるっていうのは今の所ないんだよな。
 
完成させると一定の満足感を手のひらに乗せて夕方や夜を迎えられる。終わらなくても「明日完成させよう」と次の日が異様に早起きになるのでいい趣味だなと思う。
 
今週のお題「急に休みになったら」
 
 

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買うの尻込みするけどコンバットパトロール買ったほうがバラで買うよりはるかにお得なんだよな……。

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