完璧じゃないは、許せない。4歳1ヶ月、確かにそう言っていたはずなのに…! – まいにちきろくノート

NO IMAGE

完璧じゃないは、許せない。4歳1ヶ月、確かにそう言っていたはずなのに…! – まいにちきろくノート

こんにちは。
4歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。
今日は息子のやや完璧主義な話。
 
もくじ

4歳1ヶ月息子、完璧じゃないが許せない
おまけPhoto:漢字ワークの落書き
おわりに

 
4歳1ヶ月息子、完璧じゃないが許せない
あるとき、朝のワークタイムに息子がわあああっ!と泣き出したことがありました。
話を聞くと、
「ラのなぞり書きがはみ出しまくりでキレイじゃない、ゆるせない」
とのこと。
「もうやらないっ!!!やらないんだヨッ!!!」
まあまあのブチ切れ具合でした。
 
ラのなぞり書きはそのシートの1発目だったので、その日はもうワークそれでおしまい。
半泣きで、家を出て幼稚園に向かいました。
 
こうなった息子は、もうどうにもなりません。
「少しだけしかはみ出してないよ!十分きれいだよ!」
という慰めも、
「はみ出したのがわかるなんて偉いやん!次のところでまたキレイに書けるよう頑張ったらいいんだよ」
という励ましも、
「お母さんもお父さんも、何回も練習して書けるようになったんだよ!いつか書けるようになるから、今は気にしなくていいんだよ」
という説得も、
もうなーんにも効きゃしません。
 
こりゃあのシートを見るだけで嫌な気持ちを思い出すだろうし、カタカナワークはほとぼりが冷めるまでいったん封印かなーなんて考えていたら、その翌日。

なんかすごく気合を入れて、そのシートをやってました。
 
わあ、性格出る〜!

自分で書き方のポイントを書いて、キレイに書けたら上にOKを書く。
そんな感じで1枚やりきってました。
 
息子はまだ「とめ・はね・はらい」までは理解できてなくて、だいたい全て「はらい」になってしまってて。
まあまだ4歳なりたてだし全然いいんだけどとか思いながら、最近ひらがな表を見なくてもほとんどの字を書けるようになってきたし、そろそろ言ってみるか〜って、少し前に説明してたんです。
でもそれが、息子の「完璧でなければならない。完璧でないならば、する意味はない」みたいな完璧心に火をつけてしまったようで、前日の事件を引き起こしてしまって。
私、反省してたんですね。
まだ早かったか、息子はこういうタイプだったかー!って。
完璧主義な子には、あんまり理想を見せないほうがいいよね、やっちまった…と反省してました。
なのに。
翌日。
これですよ。

わからーん!!!!
 
前日は「これは完璧ではない、許せない、消しゴムで消してもだめなんだああああ!!」みたいなことを言ってたのに。
気分がリフレッシュされたのかな。
それとも、私の慰めや励ましや説得が、実は彼の中にしっかり届いていたんだろうか。
わからん、わからん…
 
私も塾の講師としていろんな生徒を見てきたけど、「完璧になれないならやらない」「宿題の一部の出来を褒められたから、次からは解答丸写しで全丸の宿題を出す」みたいなタイプは、次の日にコロっと性格変わる子たちじゃなかったけどなあ。
4歳なりたてだから、まだ振れ幅があるのかな。
わからん。
 
おまけPhoto:漢字ワークの落書き
ある日、幼稚園から帰宅したら何かに取り憑かれたように自分の机について、漢字ワークに励む息子の姿がありました。
普段漢字ワークなんか滅多にしないのに。

そしてここでも光る、息子の落書き。
 

「生」の書き順メモに「一」って書いてあったから1を書いて、それだけじゃ寂しいから(10)と(100)を書き足したんだろうな。
 

こっちは「千」と書いてあったから、100と10000を書き足したんだな。
息子の中で、これらの数字は兄弟みたいな位置付けなんだろうなあ。
ナンバーブロックスのおかげだ。
 
横のページには「生」の読みをモリモリ書き足してました。
そしてなぞの「わ、を、ん」

 
息子、視野広いなー!
大人だったら、というか、課題として文字の勉強を強いられるようになる小学生以降なら、こんなふうに空欄以外に興味を持って色々考えを巡らすことって難しいんじゃなかろうか。
 
うーん、いい。
4歳ならではの取り組み、いい。
先取りってこういう良さがあるのか。
初めて知った。

となえて おぼえる 漢字の本 小学1年生 改訂4版 (下村式シリーズ)

作者:下村 昇
偕成社

Amazon

 
おわりに
今日の朝、私出かける用事があってめっちゃくちゃ急いでたんですけど、息子に
「おかあさん!!!7×3は!?」
「おかあさん!!!2万×8万は!?」
「おかあさん!!!240×6万は!!??」
って矢継ぎ早に色々問題出されて死にかけてました。
少しの間母と離れることを彼なりに惜しんでいたんだろうか。
にしても、もっとやりようはなかったのか。
 
夫が横から「16億!!!!」って助け舟出してくれてました。
私最近、暗算させられすぎて暗算得意になってきてる気がするよ。
30超えて暗算が得意になるってどうなの。
人生って面白いな〜。

続きを見る

ファッションカテゴリの最新記事