仕事がデキる人を育てるマネジメント – バビロンのblog

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仕事がデキる人を育てるマネジメント – バビロンのblog

こんにちは。今回はベンチャーでマネジメントを経験した僕の観点から、仕事がデキる人の育て方をお伝えしようと思います。
会社にとっても社員個人にとっても良い効果をもたらすものと自負しています。
マネージャーの方や、チーム作り・後輩育成に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

【この記事のポイント】・”仕事がデキる”のポイントを整理しよう・汎用的なマネジメントは無い・会社の利益と個人の利益は異なる

仕事がデキる人の定義
さて、皆さんにとって仕事がデキる人とはどんな人を指すでしょうか?地頭の良い人、テキパキ仕事が出来る人、コミュニケーション能力が高い人、様々な定義があると思います。
今回は”育てる”ということをテーマとしているので、「育てられる範囲内での仕事がデキる人」を考えていきます。よって、地頭が良いなどの先天的な要素は排除していきます。この基準に基づいて、今回は仕事が出来る人を「ひたすら前向きに仕事が出来る人」と定義していきます。
この定義に当てはまる人は、ただ前向きなだけではなく、分からないことがあっても積極的に人に聞いたり、自分で勉強するなりで前に進み、着実に成果が出せる人です。これは、マネージャーやリーダーが育てる(気づかせられる)ことの出来る要素だと思います。
①人が「何のためにこの会社で働いている」を知る
さて、どうしたら人は「ひたすら前向きに仕事が出来る」ようになるのでしょうか。
逆に言えば、前向きに頑張れない人は、仕事をする意味がハッキリしていないor後ろ向きなケースが多いです。
極論言えば、みんな食べていくために仕事をしているのですが、仕事で圧倒的な成果を出し続ける人はそれ以上に「今の職場で働く理由・目的」を持っています。
「●●のスキルをつけて待遇の良い会社に行きたい」「莫大なお金を得て、良い暮らしがしたい」「将来的に起業したい」「フリーランスで食べていけるようになりたい」「人脈が欲しい」などなど(これらは前向きな思考ですが、そうでない理由もあると思います)。
正直今の職場にいる意味が見出せない人はさっさと転職した方がいいと思いますが、恐らく大抵の人は今の職場にいる意味を考えているはずです。
要は、今の職場で最大限良い結果が起きたらどうなるのかということです。
その理想を連想させ、理想までの道筋を示してあげることがマネジメントだと私は思います。
人はマイナスな感情よりも、プラスの感情に従う生き物なので、「ノルマだから」「仕事だから仕方なく」ではなく、「この仕事を達成したら理想に近づく」というようなプラスの光景を見せてあげることが重要です。
そこまで自分で見えるようになれば、自ずと努力や思考を欠かさないようになり、以前よりも仕事に前向きになって、成果が出るようになります。
これが仕事の出来る社員の育て方の基本的だと思います。
会社は利益が出て、社員は自分の目的に近づいている実感を得ながら前向きに働けるので、良いことづくめです。
②会社の利益と個人の利益をチューニングする
さて、仕事の出来る社員の育て方は概ね上記の通りですが、忘れてはいけないことがあります。
それは、会社の利益と個人の利益は異なる場合があるということです。
もし社員個人の理想と行動力が高ければ、目標を達成して会社に大きく貢献してくれるでしょう。マネージャーの評価も上がります。
ただし、もし社員の理想が「定時に帰れる職場ならなんでも良い」というようなものであれば、思うような成果を出してくれないかもしれません。
このような場合は、会社の利益と個人の理想のチューニングが必要になります。先ほどいくつか理想の例を挙げましたが、それ以外でも仕事の成果と個人の希望を繋げることは可能です。
極論何でも大丈夫ですが、仕事を頑張ることで何に繋がるのかを、マネージャーからさりげなく提案してもいいと思います。ただ、何を欲しているのか、どのような軸を重要視しているのかは社員によってバラバラです。その理解を深めるためには、いわゆるコミュニケーションが必要になります。コミュニケーションは闇雲にとるのでは意味がなく、この場合は社員のことをよく知る目的だということを忘れてはいけません。上司が自己満足のためだけにコミュニケーションを取るのではなく、相互理解という部下との共通利益を得ることが重要です。
③仕上げに論理的思考のクセをつけさせる
さて、基本的な概念はお伝えした通りです。ただ、スタート地点(仕事の成果)とゴール地点(理想・目的)が分かっても、道筋が上手く思い描けない人もいるかと思います。
そこは上司がサポートしてもいいのですが、私は論理的思考力のトレーニングも兼ねて、常に理想までの道筋を自分で考えてもらうことを重要視しています。
何がどうなれば理想を叶えられるのかそのために何が必要なのか今何を達成すべきなのか
というような要素を考えていくと、自分のやるべきことがハッキリとするので、よりモチベーションが上がります。また、論理的思考は仕事にも必ず役に立つので、鍛えておいて損はありません。
後進育成の一環として、論理的思考力も一緒に鍛えてあげましょう!
仕事のデキる人間は育てられる
ということで、僕は仕事のデキる人間は育てることが出来ると思っています。また、これらは自分自身の仕事のモチベーションアップにも転用できるのでおすすめです。
経験上、ここまで徹底して考え抜けば納得しながら働けるので、少なくとも漠然とした不安を抱えたまま働くことはないのかなと思います。
この記事が、少しでもあなたの助けになれば幸いです!

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