子供も大人も1日に同じことを繰り返している。 – 化粧品研究者こまっきーの語り部屋

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高校生の頃から塾に通うということに抵抗がありました。
思えば小学校4年生のときに、特に成績が悪かったわけでもないのに塾に通い始めた辺りから塾がキライだったのかもしれません。
「なんで放課後まで勉強しなアカンねん。友達と遊びたいわ。」と塾だけではなく勉強がキライになり、そこまで悪くなかった学業成績も中学生になるとクラスでワースト10番以内になりました。

「なんで塾行かせてるのにこんなに成績悪いねん。」と母は愚痴をこぼしていましたが、塾は行ってるからといって成績が良くなるわけではないでしょう。
塾や英会話など子供が望まない習い事は大抵、大人の自己満足であることが多いでしょう。

塾というのは学校で学ぶ内容と教え方や難易度が違うだけで、中身は同じようなものです。
なぜ学校で勉強して、更に放課後は塾に通わないと行けないのでしょうか?
好きなら良いんです。
ピアノやサッカーや野球と同じ感覚で、勉強が好きで塾に通っているのであれば良いと思います。
今習っている範囲で、より難易度の高い勉強がしたい場合に塾に通いたい。という子供の意思なら分かるのですが、塾は成績が悪い場合に行くケースが多いです。

更には受験勉強は学校に通っているだけでは難しく、塾に行かないといけないという風潮は変です。
なぜ学校の授業の内容だけで大学受験が難しいのか?
高校の頃、塾に行くことが大前提で作られている受験の仕組みに嫌悪感を感じたものです。

学生の本分は勉強ですが、その勉強は学校内で解決できるようにするべきです。
なぜ学校の先生が塾に行って教えてもらうことに抵抗を感じないのか、不思議です。

受験勉強となれば塾に行くことが当たり前になったせいで、学校の後に塾と、1日の間に同じことを繰り返すようになりました。

大人もこの30年で同じことを繰り返すようになりました。
仕事は基本的に毎日同じようなことばかりで、大人の場合は夫婦のことを指しています。
子供の本分が勉強なら、大人の本分は家事と仕事です。お子さんがいるご家庭では子育てもプラスされます。
大人の本分は2つ3つあり、夫婦のように2人いるなら、家事(子育て)担当と仕事担当に大きく役割分担するべきです。
30年前は家事と仕事の役割分担が当たり前でした。
それがいつの間にか、夫婦揃って同じ時間に仕事に出かけ、家事が疎かになっていきました。
子育てだって、親が仕事帰りで疲れていたら、子供は悩み事を話ません。子供は感覚に優れていますから、容易に察します。
夫婦揃って1日の殆どを仕事に費やし、疲れて帰路につくので、家事も子育ても今まで以上に大変になりました。

2人いて、2つやることが「あなたはこっちで、私はこっちをやるね。」と役割分担するべきです。
大掃除の時、2人揃ってカーテンレール外していたら、「網戸かベランダ掃除か、他やることいっぱいあるねんから、別のことをしてこい。」と言いたくなるでしょう。

専業主婦と仕事畑の男性というスタイルが極端であると問題視されて、女性の社会進出に共働きが当たり前のようになりました。しかし今振り返ってみると、家事担当は仕事のことを気になくていいし、仕事担当は家事を気にしなくていいので、家事も仕事も両方を考えないと行けない今の状況よりは楽だろうと思います。

毎日気にすることが出来る量は大体決まっています。家事担当だからこそ、仕事をしていたら気付けないところに気づく事ができます。仕事をしながらの家事は家事を気にする余裕がなく、気づくどころか、便利に簡単に済ませられる方法ばかり考えてしまいます。

昔のようにしっかり役割分担しなくとも、家事リーダーと仕事リーダーくらいの役割分担をしたほうが、大人の本分を全うできることでしょう。

1日に活動できる時間は決まっているのに、子供も大人も同じことを繰り返しています。
もし放課後、塾に通わなかったら、友達と遊んだりプラモデルを作ったりと学校で出来ないことが出来ます。
仕事に行かなかったら、スーパーの特売日に行って家計を抑える工夫が出来ます。掃除をして、家を綺麗に保つことが出来ます。毎日太陽に当てて洗濯物が干せます。

学校に塾、仕事に副業、仕事と仕事のコンビと、1日の間に繰り返している同じ事があるなら、一度考えてみてはいかがでしょうか。

化粧品研究者こまっきー

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