日本の本当の価値 – 恋愛モンスター

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日本の本当の価値 – 恋愛モンスター

日本の本当の価値

 

内閣官房の新しい資本主義実現会議で議論された「コンテンツ産業活性化戦略」に関する資料、めちゃくちゃ発見が多い。・世界のコンテンツ市場の規模は、石油化学産業、半導体産業よりも大きい ・日本由来コンテンツの海外売上は、鉄鋼産業、半導体産業の輸出額に匹敵する規模 (続) pic.twitter.com/TMzHz3JiOb
— KAJI | 梶谷健人 / 新刊「生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方」発売! (@kajikent) May 3, 2024

 
日本の残された産業は観光業しかないと考えがちですが、このレポートから読み取れるのは、日本の外貨獲得力は鉄鋼業に次いで、コンテンツ産業であることがわかります。
そのほとんどは漫画です。漫画自体はどこの国の人でも描けるのに何故か日本の漫画の原作モノばかりが世界的に流行っています。
それは、原作漫画から、アニメ化、映画化の文化が、コミケのコスプレ文化などに下支えされて文化として機能しているからです。
 
全く認知されていませんが、一四半期で作られているアニメは30個近くあったりします。
それでも、数だけなら人口が10倍いる中国に負けそうですが、それでも負けていません。実は科学の世界では今、中国が世界を席巻しているわけです。出世争いのための捏造も疑われていますが、最近の一流科学誌には中国発の論文がかなり増えています。
 
しかし、アニメコンテンツの世界ではそれがいまだに起こっていません。
それは日本の伝統と歴史が作品の中に息づいており、さらに外来文化も節操もなく取り込める日本の許容度が反映されており、さらにポリコレや年齢制限のようなタブーがないことも作品の世界観の幅広さと言外の歴史の重さを内包できるからでしょう。
 
中国も歴史はありますが、日本のように天皇を中心にひとつなぎの歴史でもないし、他国の文化を取り込む文化でもないので、表現に制限があるわけです。
で、最初の話に戻って、日本の外貨獲得の道は観光しかないという論点があります。
でも、その観光で売りにしている歴史建造物や作品も実は過去の日本のコンテンツなわけです。
 
観光業とは実は日本のコンテンツ産業の一つなんです。
歴史建造物だけなら、タイや南米に有名なものがありますが、それらの国にどれだけ今のコンテンツ産業がちゃんと成り立っているかいうと、アメリカの足元にも及ばないでしょう。
その点、日本はポケモン、ドラゴンボールのように今でもアメリカに負けないコンテンツがあります。
それらのコンテンツも含めて、積み重ねてきた歴史に価値があるわけです。
 
一人一人の日本の伝統を重んじ、尊重し、守ろうという姿勢そのものが、日本の本当の価値ということなんです。
それができないムスリムは一時的に滞在するのはいいですが、永住させるわけにはいかないということでもあります。
 

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