後期型です!【フランスの軍服】空軍M47ユーティリティージャケット(オリーブグリーンモデル)とは?1136 🇫🇷 ミリタリー FRENCH AIR FORCE M47 FIELD JACKET(LATE MODEL)1963 – いつだってミリタリアン!

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後期型です!【フランスの軍服】空軍M47ユーティリティージャケット(オリーブグリーンモデル)とは?1136 🇫🇷 ミリタリー FRENCH AIR FORCE M47 FIELD JACKET(LATE MODEL)1963 – いつだってミリタリアン!

今回は、1960年代のフランス空軍M47ユーティリティージャケットを分析します。
以前分析した陸軍M47ジャケットの後期型ですね。
生地色が変わるだけで、受ける印象も大きく違います。
保管上のシワが目立ちますが、デッドストックですよ!
   目次

1  フランス空軍M47ジャケット(オリーブグリーンモデル)とは?
2  全体及び細部写真です!
3  その特徴とは?
4  製造とサイズのデータ
5  まとめ

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1  フランス空軍M47ジャケット(オリーブグリーンモデル)とは?

第二次大戦終了後フランス軍は、それまで使用していたアメリカやイギリスの軍装(衣類)をフランスオリジナルに変更していきました。
 
最初に着手したのは戦闘服でしたね。
 
1947年に採用されたM47ジャケットは、まだアメリカ軍のM43フィールドジャケットを参考にしたものでしたが、フランス軍用にと独自の改良(?)が施されましたよ。
 
その内容は

明るいオリーブ色のHBT(ヘリンボーンツイル:杉綾織)生地を採用
ライニングの廃止
ポケットのデザインを変更

でしたね。
 
これにより、より軽快で使いやすい戦闘服が完成しました。
 
しかし1960年代に革新的なM64系の装備が開発・支給され始めると、M47ジャケットは次第に第一線から後方に廻されるようになりましたよ。
 
今回のモデルはそんな時期のM47ジャケットになります。
 
初期型からさらに生地色調が変更され、タグも追加されていますが、基本的なデザインの変更はありません。
 
日本では「フランス空軍用」とされていますね。
 
さてさて、それはどんなM47ユーティリティージャケットなのでしょうか?
 
今回は、フランス軍装備マニアのみならず、他者とは違うM47ジャケットをお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2  全体及び細部写真です!
前面左右対称のデザインです。

 
背面

 
前面裏側腰ポケットの力布に注意!

 
背面裏側

 
襟周りレイアウト

 
襟はチンストラップで立てることができます。やはりアメリカ軍M43フィールドジャケットのデザインを踏襲していますね。

 
前合わせはボタンのみ。

 
タグ1963年度契約品

 
肩口にはシェルと同じ生地でライニングあり。ポケット内側の生地はカーキのポプリン。

 
ウエストのドローコードコットン製の平紐。腰ポケットの力布に注意。

 
ウエストのドローコードは抜けないように背面で縫い付けられています。

 
生地の裏側にはナンバリングあり。

 
エポレットはテーパー付きのクサビ型ボタンで開閉

 
胸ポケットボタンで開閉。ポケットフラップ内側とボタンホールの生地はカーキのポプリン。相変わらずボタンホールの生地は、ポケットフラップと連動していません。

 
腰ポケットこちらは2個のボタンで開閉

 
腰ポケット内側底部には分厚いキャンパス生地で補強されています。

 
前見頃のボタンホール部にもカーキの生地で補強されていまね。アメリカ軍M43フィールドジャケットと同様です。

 
袖僅かにテーパー付き。

 
袖口はストラップとボタンで開閉

 
ボタンダークブラウンのプラスティック製記事はツイルではなく独特の織り方ですね。

 
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3  その特徴とは?
生地は、濃いオリーブグリーン(またはダークグリーン)に染められた、コットン製なのですが、独特の防風織になっていますね。(初期型は明るいオリーブ色のHBT(ヘリンボーンツイル:杉綾織)でした。)
 
生地色調比較
今回のモデル(実物はもう少し緑味が強いです。)

 
初期型どちらかというとカーキまたは明るいODですね。

ライニングは肩口のみ設けられています。
 
デザインはM47ジャケット初期型と同じですね。
 
構成は、胸ポケット×2、腰ポケット×2で、内ポケットや袖ポケットはありません。
 
袖口はタブで調整できたり、ウエストのドローコードも初期型と同じですね。
 
ただし後期型は、サイズや製造者のスタンプではなくタグが新しく追加されています。
 
全体的な縫製は、丁寧かつ正確で強度も十分です。
 
ただし時代によっては仕立てが雑な製品も存在します。
4  製造とサイズのデータ
製造・契約年度 1963年
製造場所    フランス
契約会社    フランス
製造会社     〃
材  質    コットン
表記サイズ   100
      (日本人のL)
各部のサイズ(平置)
       肩幅 約47cm
       着丈 約83cm
       身幅 約58cm
       袖丈 約64cm
状  態   デッドストック
官民区分   官給品
入手場所   名古屋のデパート
入手難易度  3(困難)
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実物 フランス軍 AIR FORCE GENDARME M-47 フィールドジャケット (100L OD) ミリタリージャケット オリーブ
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5  まとめ
初期型が何か明るい色調の生地で、どこかのんびりした印象なのに対し、後期型は暗い色調であることから普通に戦闘的になっていますね。
 
フランス軍に何があったのでしょう?
 
ところで今回のモデルは、1980年代に偶然名古屋の有名デパートで発見・購入したものでした。
 
当時も初期型は巷にあふれていましたが、後期型はとても珍しく自慢の一品だったのですが…。
 
現在では、なんと大手通販サイトでデッドストックが入手可能なのですね!
 
この記事を書くために方々調べましたが、まさかこんな事態になっているとは思いませんでした。
(ただし価格は当時の倍近くになっています。でも貨幣価値を考えたらトントンですね。)
 
もはや、いつでも、どこでも、誰にでも入手可能なジャケットになってしまいました!😅
 
それでも初期型に比べて圧倒的に数が少ない官給品の後期型。
 
今が入手しておくチャンスなのかもしれませんね。
 
探しているあなたは、ぜひチェックしてみてください。
 
また忠実なモデル品も販売されています。
 
モデル品は官給品にはないカラーもあって、よりコーディネートし易くなっていますよ。
 
あなたのシチュエーションに合わせて購入してみてください。
 
今回はフランス空軍のM47ユーティリティージャケットの後期型を分析しました。
 
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
 
それではまた、次回をお楽しみに!
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参考:フランス陸軍M47ジャケットの初期型に関する記事はこちらです。⬇︎
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他のフランス軍M47装備に関する記事はこちらです。⬇︎
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他のフランス軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
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各国軍の単色医療に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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