面接官が内定を出したくなる人と、内定を取るために最も大事なこと【転職対策】 – バビロンのblog

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面接官が内定を出したくなる人と、内定を取るために最も大事なこと【転職対策】 – バビロンのblog

こんにちは。今回は6000人以上書類選考・面接してきた元IT企業人事採用担当の視点から、「内定を取るために最も大事な考え方」をお伝えします。
新卒・中途問わずほとんどの就職活動で共通する考え方なので、スムーズに内定を獲得したいと考えている方のお力になれる内容だと思います。

面接官が選考を通過させたくなる人とは
さて、内定獲得には面接を通過する必要がありますよね。では、面接官が選考を通過させたくなる人はどんな人なのか、整理していきます。面接官と気が合う、優秀そう、コミュ力が高い。これらももちろんプラス要素でしょう。しかし、面接官となる多くの人事やマネージャーが最も恐れ気にしているのは、これらのプラス要因ではなく第一に「問題を起こされること」「すぐに辞められること」です。
よく聞きませんか?「なんであんなやつ採用したんだ!」という人事・マネージャーへの文句を。実際に聞いたことはないかもしれませんが、大手企業ほどそんなことを考えている人は多いのではないでしょうか。
社員からの不満はもちろん、人事であれば直接評価に繋がりかねないため、よほどのことが無い限りはこの「問題を起こさない」「すぐには辞めない」ことを選考通過の最優先条件に考えます。どれだけプラス要素があっても、この最優先条件には適いません。
※一部のベンチャーや特殊技能を持った即戦力を欲しがっている企業はこの限りではないかもしれません。
では、面接官はこの条件をどのように判断しているのでしょうか。
最も大事なのは一貫性
結論を言います。面接官が選考通過させたくなる最優先条件を満たし、かつ内定に最も大事な考え方は一貫性があるか否かです。
簡単に言えば、自分が何故この会社に入りたいかについて細部まで理由を説明できることです。ここがブレている人は面接官から「早く辞めそうだな」と思われる可能性が高いです。
何故なら会社員の早期退職理由は「思ってた環境と違った」であり、入社理由に一貫性が無い人ほどこの傾向が強いからです。この「思ってた環境と違った」の中身の多くは「一部の希望条件だけマッチしていたけどその他は適当に考えていた」ことに原因があります。分かりやすいところで言えば給与でしょうか。「高い給与が欲しくて入社したけど、思ってた環境(仕事内容・働き方・残業など)と違ったから辞めます!」というケースはとても多いでしょう。
このようなケースを防ぐために、採用担当は念入りに就活軸や志望理由を聞くのです。
もちろん面接時には給与以外の志望理由も作ってはいるでしょうが、その志望理由を適当に取り繕ってしまうと、このようなミスマッチが発生。早期退職が生まれるという流れです。これは面接官にも非がありますね。
優秀な面接官はこの志望理由を細部まで探り、考え方にブレが無いか、自社に本当にマッチしているかを念入りにチェックします。
実際には、面接を受ける人の多くが自分を多少盛ったり、立派な考え方を作って面接に臨んできます。気持ちは大変よくわかりますし、この準備をしないで面接に行くのは怖いですよね。ただここで問題なのが、面接官から深くツッコまれた時に、印象がブレてしまうことです。
よく「それってウチの会社じゃなくてもいいですよね?」という意地悪な質問を聞くかと思いますが、これは一貫性を確かめるためにしていると思ってください。(私はこんなストレートな質問はしませんが…笑)一貫性をしっかり持っている人は、「別にこの会社じゃなくていいけど…」と思っていてもこの質問に難なく答えることが出来ます。自分の考え方や、将来どうなりたいのか、そのためにこの会社でどんなことをしたいのか、などなど。極論、嘘でも関係ありません。どんな質問にも一貫性を持って答えられたら、面接官は見抜けません。
この考え方を理解していない方は質疑応答や書類選考を点で捉え、「この質問にはこう答えるのがベスト!」というような考え方に陥ってしまいます。好印象を持たれるような回答をすることはもちろんプラスです。ただ、どれだけ耳障りの良いことを言っても、面接慣れしている面接官からすれば回答自体は聞き飽きたものがほとんど。一つの回答で評価が爆上がりするようなことは滅多にありません。
面接での質問に正解はありません。
ただし、これは万人に当てはまる絶対的な正解がないというだけで、あなただけの正解はあると思います。それが一貫性を持った回答です。
何故この会社に入る必要があるのか。それを色々な角度から考えて、答え方・考え方を練っておきましょう。この考え方に一貫性が持てれば、一々質問への想定回答を用意しておく必要すらありません。
一貫性を示す戦いは書類選考から始まっている
ここからは中途で転職希望者向けのお話になります。内定獲得には一貫性が重要だということが分かると、採用担当に触れる最初の機会、つまり職務経歴書の重要性も薄々お分かりいただけるかと思います。意外かもしれませんが、悪い意味で書類と面接とで印象がガラッと変わる人はかなり多いです。「書類上は良いこと書いてあるけど、つついて見ると薄っぺらいしあんまり一貫性が無いな」という印象を受けることもしばしば。逆に書類の内容と面接内容に差があると、これもまた一貫性が欠如しているので面接官に不安の種を残してしまいます。書類で良い印象を持ち、面接でもその印象がブレず入社理由がハッキリしている人が最も選考を通過しやすいです。
何故なら客観的に落とす理由がないからです。
つまり、職務経歴書の段階で一貫性を示す戦いは始まっているのです。決して書類選考を突破するために職務経歴書を作るのではなく、最終的なゴールである内定獲得を見据えて職務経歴書を作成しましょう。一貫性を意識して職務経歴書を作成することで、面接も有利に進めることが出来ます。面接官が受けるギャップを限りなく減らすことにも繋がるので、妥協せずに作成するとスムーズに転職活動を終えられるでしょう。
 
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