プチストレスを甘く見ない – アトピーに負けないっ!

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プチストレスを甘く見ない – アトピーに負けないっ!

 
見過ごされがちですが、プチストレスは甘く見ないほうが良いです。
 
「プチ」について。 何がプチなの分析してみると、概ね下式で表すことが出来ると思います。
 
改善の面倒くささ系ストレス >>>> 今感じるちょっとしたストレス
 
比較して、今感じるストレスを「プチ」と扱うわけですね。 これは、改善を後回しにしてしまう理由を説明できる内容でもあります。
 
して。 「今感じるちょっとしたストレス」というのとしっかり向き合うと「プチ」の怖さが見えてきます。
 
「今感じる」部分がポイントで、この「今」とは「今の耐性」と捉えることが出来ます。
 
表現を改めると、「今の耐性(防御力)だと、ちょっとしたストレスというレベルで処理できる不快感」という形。
 
今の耐性(防御力)がモノサシ/基準になっていることがわかります。
 
これはつまり、論理的に耐性(防御力)が落ちているときは、おなじストレスレベルでも「プチ」なんかじゃあ受け取れ切れない場合があるという事です。
 
耐性(防御力)が落ちているときはどのようなケースでしょうか。 体調がよくない時や、気分が落ち込んでいるとき、運がよくないタイミングなどだと思います。
 
そういう時、普段の「プチ」ストレスは「プチ」ではなく普通のストレスになります。
 
普段は見逃せていることでも、こちらが弱っているときには見逃せないレベルのストレスとして向き合わなければいけないという事です。
 
論理的に「弱った状態からの回復が難しくなる環境」と判断できる内容だと思います。
 
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落とし穴みたいな要素があると思っています。
 
何が落とし穴的要素か?というと、改善とかやるときって改善する余裕があるときなんです。つまり、耐性(防御力)が高い状態。
 
話の流れで、冒頭の式を思い出して下さい。
 
改善の面倒くささ系ストレス >>>> 今感じるちょっとしたストレス
 
これ、かなり凶悪に見えませんか? 面倒くささ系ストレスが改善を後回しにするんです。
 
確かに、健康な状態で「現時点での優先順位」をつけると「プチストレスの改善」って優先順位が低いんですよ。 これは正しい判断です。 優先順位が低いからやる気が出ない。 面倒くさいが勝ってしまう。 結果、改善しない。
 
そのうえ、普段強烈に困ることが無い。 だから大丈夫だったと。後回しにした判断は間違っていなかったと。 このような「間違った成功体験」が発生するわけです。
 
しかして、「プチストレスの改善」が効果を発揮するのは自分が弱ったとき、耐性(防御力)が低下しているときです。 「プチストレス」は、負の状態から良の状態へ戻ることを阻害します。
 
また、良の状態で「面倒だから」で改善を後回しにした改善を負の状態の時にできるわけがありません。
 
プチストレスを甘く見て、改善を見逃すことは、リカバリし辛い=生活し辛い=生きにくい環境を構築する結果となります。
 
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とはいえ「面倒くさい」と思ってしまうことは避けられません。 これは人間の性質によるものですから、向き合うのが現実的です。
 
ではどのような対策を講じるのが良いか? それは、意識改善と記録です。
 
意識改善は「プチストレスの理解」をするのが効果的でしょう。 つまりこの記事の内容です。 プチストレスは、小さい時はかわいい生き物だが成長すると地球を滅ぼす宇宙怪獣みたいなものです。 まず正体を理解することが第一歩でしょう。
 
つぎに必要なのは記録です。
 
1度いたい目に合う系の改善ですが、人間よっぽどガッツが無いと「かもしれない」にお金や労力を費やすことは難しいです。 水害がおこる前はダム建設反対っていう人も、水害があった後は認識変わるのが普通だと思います。
 
せっかく?嫌な思いをしたのですから、その嫌な思いを活かしましょうという発想です。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は同じことの繰り返しに繋がりますので、歯止めをかけてあげるのが良いです。
 
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悪くならない努力に目が向きがちですが、悪くなった後、良い方向へリカバリするスピードを速めることは「悪くならない努力」と本質が同じです。
 
改善あるあるですが、一定ラインを超えると「労力>>>>>効果」になります。
 
こういう時は、発想を転換して別のアプローチで結果/効果を補強するようにするとバランスよくいい感じになっていきますのでオススメです。

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