買った物と手放した物 – 福祉サラリーマンの職ランダムウォーカー

買った物と手放した物 – 福祉サラリーマンの職ランダムウォーカー

買った物と手放した物 – 福祉サラリーマンの職ランダムウォーカー

私の実家は田舎で、大学卒業後もそのまま実家で暮らしていました。電車までは徒歩30分ほどかかることと本数も少ないため、移動には車を利用していました。そのため、まわりの家族・友人もだいたいそんな感じで、車を一人一台は持っているくらいの勢いでした。私の乗っていた車でいいますと

パジェロ

スターレット

ロードスター

と乗ってきましたが、だいたい2年ごとに買い替えていました。今思うと恥ずかしいというか、何も考えていなかっただけなのですが「若いうちはいろいろな車に乗った方がいい」「車検ごとに買い替えてなんぼ」みたいな話を、当時遊んでいた友人や先輩から言われており、それが当たり前なんだという感じで選んできました。しかし27歳くらいで「車を乗り換えているけど、これ本当に意味あるのか?お金がかかりすぎではないか?」と自問自答し、維持費と必要性の観点から、車を手放してバイクをメインの移動手段とすることにしました(普通自動二輪免許の取得代はかかりましたが・・)。

二輪免許取得後の最初のバイクはスティードでした。

https://image.bikebros.co.jp/bike_img/0/3670/1_l.jpg

バイクブロスより引用

https://image.bikebros.co.jp/bike_img/0/3670/1_l.jpg

これは親せきの知人から、車検が1年半残っている物を10万円で売ってもらいました。わりと燃費もよく(たしかリッター25kmくらい)、たまに脚をやけどしながら主に通勤に使っていました。古いバイクだったのでライトのオンオフボタンがあったり、エンジンをかけるシリンダーとハンドルをロックするシリンダーが別々だったり、アナログでしたが操作が楽しいバイクでした。一度介護の仕事の夜勤明けにハンドルロックの解除を忘れ、そのまま発進してしまい派手に転んだことがありました。さっきまで利用者の介助していたのが、バイクを起こすのに施設長のおねえさまに介助してもらった覚えがあります。バイクはとても大事に乗っていたのですが車検がネックだったので、切れるタイミングで手放そうと考えていたところ、父の知人が買いたいと言ってくれたため10万円(え)で売却しました。

2台目のバイクはドラッグスター250のジャパンクルージングというものを75万円くらいで購入しました。

バイクブロスより引用

https://image.bikebros.co.jp/bike_img/0/7965/1_l.jpg

こちらは7年くらい大事にのりまして、特別不具合等もなく活躍してくれました。維持費の代表格となる燃費ですが、なぜか年を重ねることにだんだんよくなっていき、最終的にはリッター42kmくらいの低燃費で走ってくれました。オイル交換やオイルフィルターの交換等は自分で行うことで、さらに維持費を抑えるようにしました。最終的には売りましたが、残念ながら5万円でした。

バイクにしたおかげで

①車検の費用がかからない(ある程度自分かお店でメンテナンスする必要はありますが)

②(車よりも)燃費が良いものが多い

③(バイクによるが)自動車税が安い(当時私の乗っていたバイクは2400円/年でした)

④車より場所をとらない(バイクだけなら駐車場代がかからないところも)

と、お金の面ではメリットが多いのですが、デメリットもありまして

①身体が露出しているので危ない(事故の時のケガがひどくなりがち)

②荷物が積めない

③車に煽られたり幅寄せされたり、嫌がらせを受けることがある

④ヘルメットが重い、管理が不便

⑤マンホール恐怖症になる

⑥複数で外出する場合には、車を持っている友人に寄生することになる(最悪嫌われるかも・・・)

⑦雨が痛い

⑧日光も痛い

⑨冬の風も痛い(手先・足先が動かなくなる)

⑩虫が痛い

⑪マフラーを触ってやけどする時がある(服が焼ける・溶ける)

⑫スポークをきれいにしておかないと汚れて見えるが、掃除するのは億劫

⑬道路のでこぼこでハンドルがとられる

⑭車と違って、転倒することがある

⑮雨の日対策として、道具が多くなる

⑯ツーリングどこいくの?と聞かれる(維持費が安いからバイクにしたと言いづらい)

⑰暴走族だったの?と聞かれる

と、デメリットの方が断然多いですね。ですので個人的にはバイクはおすすめしません(が、たまに乗りたくなります)。今まで車が当たり前だった生活(常識)からバイクに変更したというのは私の中では革新的で、なんとなくですが常識を打ち破ったみたいな感覚がありました。この経験から一般常識や先入観ではなく、自分の考えと行動で決めていくという感覚が養われた気がします。

続きを見る

ファッションカテゴリの最新記事