Leprous / Tall Poppy Syndrome 感想 めんたいだー – 福祉サラリーマンの職ランダムウォーカー

Leprous / Tall Poppy Syndrome 感想 めんたいだー – 福祉サラリーマンの職ランダムウォーカー

Leprous / Tall Poppy Syndrome 感想 めんたいだー – 福祉サラリーマンの職ランダムウォーカー

2009年発売なんですね。たしか2011年ごろにCDで購入したと思います。

1.Passing

2.Phantom Pain

3.Dare You

4.Fate

5.He Will Kill Again

6.Not Even A Name

7.Tall Poppy Syndrome

8.White

このアルバムは非常によく聴いていました。アルバム全体を通して、力強いというよりも激しい重さ、悲しいというよりは突き刺すような痛みを伴う感覚、という印象を受ける作品です。ボーカルも非常に好みの声で、たまにけたたましく叫ぶ時もありますが、曲とのバランスはとても合っていると感じます。いろいろと激しく刺々しい部分はありますが、フレッシュで元気にはっちゃける感じではなく、ダンディで落ち着いた大人の激しさ(?)という感覚で聴いております。

www.youtube.com

1曲目をみてみますと

I wake to, to bleed another day
Dragging my anvil of pain
Betrayed, abandoned, rejected by life
My torment has branded its stain

At ease to leave this forsaken earth
My soul is awaiting my cry
Directing my lifeline away from its path
Soon is the moment I die

Rejected by life

No way of sharing the pain that I feel
Disguising my plans to betray
No way of sharing the pain that I feel
Disguising my plans to betray

How to live and how to bow
The lesson one must learn
Distinguish myself from your misery
Let’s see now who will burn

All those who speak without a face
Now you’ll remember my song
Before I was air, but not anymore
I might be pale, but I’ve never felt as strong

No way of sharing the pain that I feel
Disguising my plans to betray
No way of sharing the pain that I feel
Disguising my plans to betray

Tonight I’m passing away

No way of sharing the pain that I feel
Fire awaiting, my soul will be free

となります。

日本語訳をみますと

私は目を覚まし、別の日に血を流す
痛みの金床を引きずりながら
裏切られ、見捨てられ、人生に拒絶され
苦しみの烙印を押された

この見放された地上を去るのは容易い
私の魂は私の叫びを待っている
私の命綱をその道から遠ざける
やがて私は死ぬ

人生に拒絶され

私が感じる痛みを分かち合う方法はない
裏切る計画を偽装する
私が感じる痛みを分かち合う方法はない
裏切る計画を偽装する

どう生き、どう頭を下げるか
学ぶべき教訓
あなたの惨めさとは違う
さあ、誰が燃えるのか

顔を見ずに話すすべての者
私の歌を思い出すだろう
以前は空気だったが、今は違う
顔色は悪いかもしれないが、これほど強いと感じたことはない

私が感じる痛みを分かち合う方法はない
裏切る計画を偽装する
私が感じる痛みを分かち合う方法はない
裏切る計画を偽装する

今夜、僕はこの世を去る

私が感じる痛みを分かち合う術はない
火は待っている 僕の魂は自由になる

となりました。歌詞をみますと、訪れる死を待つ人の歌ではなさそうですね。もしかすると自身か誰かの死を偽装して別人として生きていく、それを実行する日の歌なのかもしれません。なんとなく社会に対して絶望しているような印象も受けますが、別の世界(別人として)で生きたいという希望を歌っているのかもしれません。

そのなかでこの曲のハイライトは、1:27からの「めんたいだー」と叫んでいるところです。ここから曲調が重く激しくなり、言ってみれば「ついにほかほかのご飯の上に好物の明太子が乗った」ような、待ちに待った膨らみに膨らんだ期待に応える事象が起こったような、欲望の成就と解放があわさった融合感を味わうことができると思います(聴いている方もおいしい)。

というわけで私はとても好みの音楽なので、よかったらみなさんも視聴されてみてください。

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